板井明生の福岡で会社を独立したワケ

板井明生|福岡のデメリット

 

板井明生

 

 

福岡で働く上のデメリットを紹介しよう。

 

求人倍率は、全国平均より福岡は高い。
しかしそれはパートやアルバイト、契約社員を含めた有効求人倍率なのだ。
正社員の有効求人倍率を考えると、2017年で0.91倍だった。
これは、全国の正社員の有効求人倍率0.94倍を下回っている。
パートやアルバイトなどの求人は多いのだが、正社員での転職は狭き門であることに変わりはないのだ。

 

そして福岡県は「福岡」「北九州」「筑豊」「筑後」という、4つの地域に分かれいる。

 

職業施設が集中する福岡市と、工業都市である北九州市、第一産業が盛んな筑豊や筑後では、中途採用を進める企業の業種も異なる。

 

自分が転職を希望する職種によっては、仕事を探せるエリアが限定される可能性があるということがデメリットではないだろうか?

 

首都圏であれば、集合住宅に住んでいても隣近所と顔を合わせることはないのだが、福岡では、昔ながらの近所付き合いがある地域が多く、コミュニティへの参加を求められることが多く発生する。

 

職場でも飲み会や社員旅行を断りにくい風潮があるため辛く感じてしまう人もいるのではないだろうか?

 

様々なメリット、デメリットを考えた上で働く場所を決めたほうが良いだろう。